カウントダウンSS

COUNT DOWN  DAY!!ENDING!

「…………」
「……?
なんだ、どうかしたか?」
「そっちの方角には
行かない方がいいよ」
「げっ、まじかよ。
……けど、こっちにはカロリアの寝室が」

「ここは危険を覚悟の上で
進むべきか……」
「そんなに大事な用事なの?」
「可愛い姫さんの寝顔を見ないで
おめおめと引き返すなんて、
男がすたるぜ」
「……姫さまの寝顔が
見たかったの?
じゃあ、もう無理だと思うな」
「どういう意味だよ」
「ふぁ〜。
おはよう、ノルン
……あれ?フェイン?」
「よ、よぉ……姫さん」
「おや?
ちゃんと1人で起きて来られた
ようですね。
関心、関心……」
「私だって、やれば出来るのよ」
「褒められたことか。
もう、昼過ぎだぞ」
「えぇっ!? 
そんな時間……!?」
「もう……。
皆来てるんなら、
誰か起こしてくれれば良いのに」
「…………(ギロッ)」
「ハハハ……
(私の教育のせいじゃない
ですから)」
「抜け駆け出来なくて、
残念だったね」
「うるせぇ……」
「ねぇ、みんな、何を話してるの?」
「さぁ……。
あえて言うなら、みんなさん、
カロリア様のことが
好きだということでしょう」
「……はぁ???」
「姫さま。
みんなでお茶でもしよう」
「うん、そうだね」

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