COUNT DOWN　１　DAY

「あれ、フェイン？」
	「げっ……ルディー」
「だから、その僕の顔見るたびに 変な声だすの 止めてくれないかな」
	「悪ぃ…、つい条件反射だ」
（だから、それが問題なんだって）
	「そうそう。 お前、城の奴に断りもなく ここに来たろ」
「……え？」
	「途中、お前んとこの城の奴に、 お前見つけたら帰るよう言ってくれって、 泣き付かれたぜ」
「そんな。 僕はちゃんと、書き置きしてきたよ」
	「なんて書いたんだよ」
「捜さないで下さい……って」
	（そりゃ、捜すだろ） 「とにかくお前、一度城に戻れよ」
「え、でも………。 大事な用を頼まれてて」
	「なんだよそれ？」
「寝てるカロリアを起こしてって」
	「…………。 よし！その役目、 俺がしっかり果たしてやるからな」
「えぇっ。ちょっと、フェイン！」

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