【美羽】
ゆっくりと太ももから腰に這う手。
もう一方は胸をまさぐる。
【猟斗】
「全部、俺のものにしてやる……。
心も、体も……髪の毛1本だって、誰にも渡さねぇ」
【美羽】
「猟斗、やめっ……。私は……ものじゃないよ」
【猟斗】
「モノだったら、こんなに苦労しねぇよ……」
【美羽】
「あぁっ……やっ……猟斗……!」
太ももを撫でていた手が、ショーツの中へ、さらに奥へと入ってくる。
信じられないところに触れられ、悲鳴を上げた。
【美羽】
「ヒクッ……っ、やぁ。ダメ……そんなとこ、触ったら……」
【猟斗】
「お前って、どこもかしこもまっさらで、綺麗だよな。
こんな所で男を咥え込むなんて……考えもしなかったか?」
【美羽】
「やだっ……猟斗。お願い…放して………」
【猟斗】
「今更お願いしたって、遅いんじゃないのか?
挑発したお前が悪い……」
【美羽】
「挑発なんか、してな……っ、ひッ!!
あぁ……ん――ッ」
中で猟斗の指が動いてる。
少し曲げられるだけで、体が跳ねた。
【猟斗】
「もういいか……?お前の中、ベトベト……」