※18禁は18歳未満の観覧を禁じます。
貫禄があるというか……自然というか。
特別な時にしか着物を身につけない私と比べ、はまりすぎている。
そんな土方先生から見て、私の着物姿って、どうなんだろう……。
【千鶴】
「…………」
【土方 歳三】
「ん……。どうした、さっきからじっと見て」
【千鶴】
「いえ……。私が土方先生の隣になんかいてもいいのかなって……思ってしまって。
私じゃ土方先生には 不釣り合いなんじゃ……」
【土方 歳三】
「なに、考えてるのかと思えば」
土方先生は私の手を握り、にやりと唇を歪めて笑う。
【土方 歳三】
「どう見たってお似合いな2人だろーが」
「お前みたいないい女の隣を気負わずに歩けるのは、俺しかいない。……そうは思わねぇか?」
【千鶴】
「きゃっ!」
油断した矢先、後ろから誰かにぶつかられてしまい、前のめりにバランスを崩した。
【藤堂 平助】
「千鶴!」
とっさに平助君が腕を伸ばしてくれたから、今度は転ばずに済んだ。
【藤堂 平助】
「危ねぇなぁ……。人の多い場所で、あんなにスピード出してるから、ぶつかるんだよな。
千鶴、大丈夫だったか?」
【千鶴】
「う、うん……。平気」
とっさのこととはいえ、ピッタリと平助君にしがみついていることに気付く。
不安定な氷の上だから、急に離れるとまた転びそうになるから仕方がないのだけど。
今日は、平助君にくっついてばかりいる気がするな……。
【千鶴】
「平助君……?」
【藤堂 平助】
「え、あぁ……その、またぶつかられると困るから、もうちょっとくっついたままでいいよな?」
そう言って、引き寄せる腕の力がほんの少し強くなった。
【原田 左之助】
原田先生はおもむろに氷を1つ口に咥えたまま、私の足へと滑らせた。
【千鶴】
「原田先生……っ……」
足の上を滑る氷の感触に、息を詰めた。
上昇する体温で氷が融けきってしまうと、別の氷が同じように足を行き来する。
【千鶴】
「……っ、ん……ッ
その氷も融け、床へ滴り落ちる……。
水滴が落ちてしまう前に、原田先生は舌を伸ばして舐めとった。
【原田 左之助】
「お前の足を見てっと、つくづく実感させられる。俺がこの手で守らなきゃならねぇ、小さな女の足だ……」
「怪我をするなとは言わねぇ。ただ、怪我しねぇよう、俺に守らせろ」
「もし守り切れなかった時は、俺がこうして治してやる」
【千鶴】
「……ん、っ……ぅ、でも、舐めても……傷は治りませんよ」
【原田 左之助】
「そうか? お前には俺がこうしてやってた方が、無理をしないよう気を付ける分、薬にはなりそうだけどな」
【斎藤 一】
「千鶴……」
名を呼ぶ斎藤先輩の声に、胸が締め付けられる。
愛しいその手が服を脱がし、胸の膨らみを掴んでも、斎藤先輩にしがみついたまま、ぎゅっと目を閉じた。
【斎藤 一】
「俺は……女の扱いにたけているわけではない。俺の手が、時にお前の華奢な身体を傷つけてしまうかもしれない」
「それでも、お前に触れたいと思う気持ちは抑えられず……こうしている今も、お前をただ、求めている」
甘い言葉と、斎藤先輩の手に、くすぐったいような疼きを感じてしまう。
【千鶴】
「んっ……」
息を止めて声を殺そうとしても、与えられる快感に、身体がピクピクと反応し、乳首を固く尖らせていく。
【斎藤 一】
「お前も、俺と同じだと思ってもいいのだろうか?
……俺に触れられたいと、望んでいると」