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風邪のひき始めに
【白鬼院 凜々蝶】
「ま、待て! そんなことしなくても、1人で歩ける!」
(重病人でもないのに、いくらなんでもこれはやり過ぎだ!)
【御狐神 双熾】
「どうぞお気になさらないで下さい。
「病気の時くらい、ご自分のお体のことだけを考えていて下さればいいのですから」
【白鬼院 凜々蝶】
「そんなことできるか! 病気といっても、僕は少し喉が痛いくらいで……。こんなものは病気と言わない」
【御狐神 双熾】
「ダメですよ。そんなに叫ばれては、喉に障ります。
もし、凜々蝶さまが重い病気だとしたら、僕は凜々蝶さまのSSとして、潔く……死にます
【白鬼院 凜々蝶】
(僕は、病気にかかることすら許されないのか)
【御狐神 双熾】
「心配なさらなくても、僕が凜々蝶さまの足になります。
本来なら、毎日でもこうして貴女を抱いて、一歩たりともおみ足を汚したくなどないのですが……」
【白鬼院 凜々蝶】
「君は、どこまで僕を堕落させれば気が済むんだ」
【御狐神 双熾】
「凜々蝶さまを堕落させるだなんて……。そんな素敵な響き。
ハア……っ。想像するだけで、息が苦しくなります」
【白鬼院 凜々蝶】
「君の方こそ、病気か!?」