みゃーみゃーにゃー
手に触った時の反応【荒北 靖友】
「あー……ハイハイ。触りたきゃ好きなだけ触っていいぜ」
「なぁに、俺の手ぇ狙ってんだ。触れって、バカッ、猫にきまってんだろ!」
【荒北 靖友】
「だからそんな目で見んな!最初から猫だって、言わなくても分かんだろーが!」
「…………チッ」
【荒北 靖友】
「たく、舎弟のくせに生意気だっつんだよ、てめぇは」
「ほら、手ぇ出せ。……何でって、てめぇがやりてーッつったんだろーが!」
【荒北 靖友】
「あ……。クソ。誰か来たら、絶対ぇー手ぇ放せよな。
お前と……なんて、勘違いされたら、たまんねぇだろ」
「何を……っ、て……う、うるせぇ!!黙って手ぇ握ってろ、ボケッ!」
【荒北 靖友】
(小っちぇ手ーしてんな……。こんな手で、本当に自転車競技なんてやってんのか?)
【荒北 靖友】
「あ――? なんで、俺が好きこのんで、お前ぇの手なんかニギニギすっかよ」
「これは……あー、アレだ!貧弱な手ぇしてっから、バカにしてたんだ!」
水浸しのエーススプリンター
髪に触った時の反応【新開 隼人】
「そういや髪も濡れちまってたんだな。……拭いてくれるのか? ありがとよ」
【新開 隼人】
「女子に髪を拭いて貰ってるなんて所、東堂あたりに見られたらうるさく言われるんだろな」
「ま、そんときは、そんときだな」
【新開 隼人】
「そういや、君の髪も濡れてるな……。さっき、俺がかけちまったせいだな」
「おいおい、動くと拭きにくいぞ」
「ん……。顔が赤くなってきたみたいだな。お前さんの方が風邪をひいたんじゃないか?」
【新開 隼人】
「よし。これでもう大丈夫だ」
「髪が乱れてしまったな……。おわびに、パワーバー食べるかい?」
一緒に走ろう
腕と手に触った時の反応【真波 山岳】
「手を繋ぎたいの?いいね、ずっと繋いでようか!」
【真波 山岳】
「でも、こうしていると……まるで」
「兄妹みたいだね!」
【真波 山岳】
「手が思ったより大きいって……」
「男の子ですから」
【真波 山岳】
「いいね。こうして手を繋いでいると、君の脈打つ鼓動まで伝わってくる」
「君が生きてるってことの証みたいだ」
【真波 山岳】
「……あ、ごめん。痛かった?」
「君とこうして繋がっていることが嬉しくて、思わず強くしちゃった」
「今度はもっと優しくするから、離しちゃダメだよ」
キメ顔
口に触った時の反応【東堂 尽八】
「ホホォ。もっと笑えというリクエストか?」
「いいだろう。ペダルちゃんだけに向けるこれが特別スマイルだ」
【東堂 尽八】
「もっと笑えとは!?こ……こうか??」
「てぇっ!! 頬が攣った!!」
【東堂 尽八】
「微笑みの貴公子である俺の指導でも、巻ちゃんのあの不気味な笑顔だけは、どうすることもできなかった」
「まだまだ俺も未熟ということだな」
【東堂 尽八】
「君の為に、最高の笑顔を捧げようではないか!」
「フヌッ!? 今のは笑うとこかとは、どういう意味だ!?」
暑い日は
髪に触った時の反応【巻島 裕介】
「なんで髪をアップにしてるかって……。そんなの暑いからに決まってるっショ」
【巻島 裕介】
「ポニテ……。ちがっ。ポニテじゃねーし!
編み込みしたいとか、却下に決まってるっショ!!」
【巻島 裕介】
「変わった髪の色をしてるって……。よく言われる」
「あー。言っとくが、この髪はタマ虫なんかじゃねーぞ。これは……この色は、蜘蛛だ!」
【巻島 裕介】
「か……かっこいいとか、やっぱあんた変わってんな。
女でそんなこと言う奴は、あんたが始めてっショ」
【巻島 裕介】
「触れていいか……って……。うぅ……っ、うっ、いいけどよ……」
「てか、俺の髪なんて触ったって、面白くもなんともねぇからな!
リアクションなんて求めたら死刑だからな!」
【巻島 裕介】
「……っぅ、……も……もういいっショ」
「やっぱ、女に髪を触られるのは、あまり気分がいいもんじゃねぇ、っつーか……」
【巻島 裕介】
「緊張するんだよ!!」
「〜っ、恥ずかしいこと言わせられるとか、どんだけ羞恥プレイだよ……」