画廊
始まりの審神者
![始まりの審神者)](img/cg04.jpg)
【???】
「ようこそ、小さなお客人」
【幼い頃の審神者】
「!!?」
(人……じゃない……。
1人は耳が生えてるし、きっと見えたらいけない方のやつだ)
【???】
「まあ、そんなに警戒せずとも……。と言ったところで、無理な話か」
「急ぎのこととは言え、こちらの世界に引き込んで悪かった」
「見たところ、怪我はないようだが……。どうした。驚きすぎて声も出ないか」
【???】
「無理もない。人の身では、ここに足を踏み入れるのはおろか、見つけることさえできないからのう」
「なあに、怖がることはない。食ってしまおうというわけではない」
「この爪も牙も、ほら、このとおり。そなたを決して傷つけたりせぬ」
【幼い頃の審神者】
(人とは違う……。だけど、見たことのあるお化けとも違う気がする)
(それに、2人とも……)
俺、すごい格好悪い
![俺、すごい格好悪い](img/cg02.jpg)
【加州 清光】
「………………。
……その、怒ってる?」
【審神者】
「怒ってるって、どうして?」
【加州 清光】
「それは……俺が、活躍できなかったから」
「あんたの期待に応えられなかった……。
顔も、服だって、汚れて帰ってきて……」
【審神者】
「清光は……どんな姿でも、綺麗だよ」
【加州 清光】
「ちが……っ、俺、汚い……」
「……こんなにボロボロじゃぁ、愛されっこない……。
ぐすっ……俺、全然、綺麗じゃない……」
ただいま、入浴中でーす
![ただいま、入浴中でーす](img/cg01.jpg)
【加州 清光】
「ちょー! もう、やり過ぎ!!」
「こんなに撫でられたら、俺……もう、お婿にいけない。
その時は、ご主人さまが責任取って、貰ってねー」
「なーんてね……」
「こんなに構ってくれるんなら、たまには怪我をするのもありかなー……なんちゃって」
「て、なに、本気で怒ってるの。冗談に決まってるじゃん」
「手入に入ったら、なかなか出て来られない。
出撃も遠征もお休みなんて……俺、役立たずだよなぁ……」
「ははっ……。あんたがそーやって、俺のこと必要としてくれるから、また、戻ってきたいって思える」
「わかってる。ちゃんと、傷、治して戻ってくるから。
それまで、俺のこと……待ってて」